占術について

霊感・霊視

霊感とは本来全ての人に備わっている本能です。生物は動・植物にかかわらず生来危機回避能力などを授かってきましたが、人間は科学の発達とともにその能力を退化させてきたと考えています。
しかし「巫女」「いたこ」「シャーマン」など一部の人(特に女性)だけはその能力を強く持ち続けてきたと思われます。
又、霊視とはその能力を単なるインスピレーションに留めず他者の意識と融合できるものと考えます。ですから霊感をもって占うものは時として具体的数字などを導き出す道具としてタロットなどを用いますし、霊視まで行うものは答えを導く際にイメージや色(オーラ)を用いる場合もあります。

 

タロット

現代の「トランプ」等の起源と言われており、元は遊戯として用いられてきたこのカードが占いの道具として使用されるようになった発祥については諸説ありますが、その由来はいまだ解明されておりません。
22枚の「大アルカナ」と56枚の「小アルカナ」と呼ばれるカードにより成り立つこの占術は、日本はもとより特に西洋で一番ポピュラーな占いとして数多くの人に支持されています。霊感が高く感性に富んだカード占者にかかれば、きっとあなたの全てが読み取られてしまうでしょう。

 

四柱推命
 
数ある占術の中でも極めて複雑難解であり、「東洋占術の王」と称されています。正確な起源については解明されておりませんが、古代中国の殷王朝期には考えられていた陰陽説が元になっているとされており、体系化されて、一千年の歴史を持つ占術です。その具体的占い方法は、誕生日時を年柱・月柱・日柱・時柱という四つの柱に分け、それぞれ割り出された干支を「命式」と呼ばれる図表にあてはめます。さらに木・火・土・金・水の五行に配合し、そこからその人の運命、運勢を読みとっていきます。もしあなたが自身の誕生時間まではっきりしているのならば、一度占っていただくと良いでしょう。今までになく細かな運勢がきっと読みとっていただけるはずです。
 
 
西洋占星術
 
古代バビロニア人が考えたとされる天文学が後のギリシャ文明時に占星術として定義づけされたもので、あまた占術の中でもとりわけ古く、約5千年の歴史をもっているとされています。その占い方法は、「ホロスコープ」と呼ばれる12等分された円形の天体図に12星座が配置された出生図を作ることから始められ、その人が生まれた時点における太陽をはじめとする10天体の位置から影響される運命を割り出していきます。もともと持っている資質や適職、また恋愛相手、配偶者との相性を知りたいのであればお試しされると良いでしょう。ふだん目にする雑誌などに書かれたものより事細かにあなたの運勢をみてとれるでしょう。
 
 
宿曜占星術(オリエンタル占星術)
 
日々の吉凶が天体の運行に左右されると考えられた古代メソポタミアからインド・中国と伝来し、「月」の満ち欠けにより着目されたこの占術は、「西洋占星術」に比べあまり認知されてはいませんが日本に入ってきたのは意外と古く、平安時代に「空海」をはじめとする時の留学僧らが密教と共に伝えたとされています。月の軌道を27分割し、その一つ一つ名のついた『宿』と呼ばれるものに生年月日を当てはめ答えを導くこの占術は、宮廷内で用いられてきた易をはじめとする単に吉凶を測っていくものとは異なり、主に戦略の奥義として「宿曜師」が伝えてきたものです。これから出世の時期、恋愛の駆け引きの時期、商売を始める時期などを占って頂きたい方にはより最適かと思われます。
 
 
気学(九星気学)
 
古来日本では「九星術」と呼ばれていたもので、江戸時代幕府が政(まつりごと)を行う際は必ず用いられ、以降現在も宮内庁で催事にはかかせない学問としてあまりに有名です。生年月日を用いますが干支など12という数を周期に用いる中国を発祥とする占術とは異なり、その字のごとく九つの象意を持つ星をその時々の位置に照らし合わせ運気を読み取る占術で、その発祥は紀元前の中近東かアラビアではないかと言われています。現在流行の「風水」も気学の理論に基づいており、方位・相性・時期を読み取るのに大変優れている占術です。恋愛相手との相性・結婚の時期・旅行・引越先などで悩まれている方は是非一度占って頂くとよいでしょう。
 
 
算命学
 
古代より中国においてその時々の王朝が子孫をより長く繁栄させるために形成され伝承されてきたことから、「帝王学」と呼ばれてきた学問です。歴史は古く民間に普及されて既に二千年といわれています。その具体的占いは、生年月日から「人体星図」と呼ばれる命式を割り出し、そこからその人だけでなく先祖・子孫と連なる運命までも読みとります。今から20年ほど前に話題となった『天中殺』も算命学理論の一部ですから、これから結婚・出産・転職・引越などを考えられている方であれば、12年間のうち必ず訪れる不運の2年間を回避する意味合いを込めて是非一度占っていただくとよいでしょう。
 
 
カバラ(数秘術)
 
古来よりユダヤ人の中で伝えられてきた神秘的思想で、世界の成り立ちを「生命の樹」になぞらえ四つの段階に分け、より上の段階を目指すための奥義とされてきました。旧約聖書の時代にモーゼが神から授かったのが始まりと言われ、その歴史は約4千年と言われています。占い方法は「数秘術」と呼ばれるもので、西暦を用い生年月日から「誕生数」を割り出し人の性格や運命を読み取っていきます。こうして得られた数字の意味はタロットカードにも応用されていると言われ、その人の長所・短所が特によく当てられるとされています。
 
 
ヒーリング(レイキ)
 
実践者(ヒーラー)から受け手に「宇宙エネルギー」を伝えるヒーリング手法であり癒しの手法でもあるこの技法は、古代より誰もが取得しうるものとして伝えられてきましたが、日本では大正時代より普及してきたとされています。電話鑑定におきましては、直接手をかざして身体の不調を和らげることはできませんがシンプルなシステムからお客様にそのテクニックを伝授することにより身体や精神を安定させる効果がありますので、精神的に落ちこんでいる方や肉体的にも活力が落ちていると考えている方には最適かと思われます。
 
 
チャネリング(ダウジング・水晶・ストーン)
 
自分以外の意識を占者自身が媒体となり被者に伝える技法を意味し、その名のごとく様々なチャンネルから答えを導くことからこう呼ばれています。『魏志倭人伝』中の「卑弥呼」がチャネラーであったと考えればその歴史は相当古いものになりますが「チャネリング」と呼ばれるようになったのは1960年代のアメリカに於いてが始まりです。当社ではダウジング、水晶、ストーンと呼ばれる占いは全てチャネリングの一種と解釈しておりますし、
「霊視」も被者の内面から占者が読みとっていく行為という点でチャネリングの特殊なかたちと考えております。尚、この占いでは未来についても勿論お答えを致しますが、過去・現在の第三者の気持ち、行いを知りたい方により最適ではないかと考えます。